名画に隠された「二重の謎」 : 印象派が「事件」だった時代
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書誌事項
名画に隠された「二重の謎」 : 印象派が「事件」だった時代
(小学館101ビジュアル新書, V023 . Art ; 8)
小学館, 2012.12
初版
- タイトル別名
-
名画に隠された二重の謎 : 印象派が事件だった時代
- タイトル読み
-
メイガ ニ カクサレタ 「ニジュウ ノ ナゾ」 : インショウハ ガ 「ジケン」 ダッタ ジダイ
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注記
印象派関連事件簿(関連略年表): p190
内容説明・目次
内容説明
「見ることの専門家」である「わたし」が美術館でみつけた、名画に残された「事件」の痕跡。その小さな痕跡を探ってゆくと、大きな謎の存在が明らかになる…。19世紀末、芸術の都パリを震撼させた「二重の謎」が、いま白日の下にさらされる。共謀したのはゴッホやマネ、ドガ、セザンヌなどの巨匠たち。西洋近代絵画に起こった一連の「変革」の意味について、推理小説仕立てで描き出す、新しいスタイルの美術入門書。美麗な図版と貴重な部分図、満載。
目次
- 第1章 謎は細部に宿る(マネのためらい—「残された二つの署名」事件;アングルの予言—「ヴィーナスの二本の左腕」事件;クールベの告白—「二人の少年の冒険」事件)
- 第2章 映し出された謎(ドガの情念—「見捨てられた人形」事件;ボナールの幻視—「鏡の間の裸婦」事件;マティスの緊張—「闇に向かって開かれた窓」事件)
- 第3章 名画の周辺に隠された謎(ゴッホの日本語—「右側と左側」事件;スーラの額縁—「内側と外側」事件;セザンヌの椅子—「右側と左側」事件再び)
「BOOKデータベース」 より