明治国家の服制と華族

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明治国家の服制と華族

刑部芳則著

吉川弘文館, 2012.12

タイトル読み

メイジ コッカ ノ フクセイ ト カゾク

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注記

同タイトルの博士論文 (中央大学, 2009年) を加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

維新後に導入された和装から洋装へという明治国家の新しい服制は、どのような過程を経て創設されたのか。また、近代天皇制を支えた「皇室の藩屏」たる華族たちは「四民の上に立つ」という役割をいかなる形で果たそうとしたのか。服制改革や麝香間祗候などに光を当て、服制の変化と華族階層における役割意識の違いを検討し、明治国家の本質を探る。

目次

  • 服制と華族の研究状況と課題
  • 1 明治国家の服制形成(維新政府の服制論議;服制改革の実施;明治天皇の服制改革;服制改革の反動;階級秩序の制度的完成)
  • 2 華族の役割意識(華族会館の設立と展開;麝香間祗候の政治運動;華族への期待と資質;華族の政治的役割と文化的役割;麝香間祗候の歴史編纂事業;M時国家の服制と華族)

「BOOKデータベース」 より

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