書誌事項

萩原朔太郎「意志」の覚醒

堤玄太著 ; 勝原晴希, 安藤宏, 山下真史編

森話社, 2012.12

タイトル別名

萩原朔太郎意志の覚醒

タイトル読み

ハギワラ サクタロウ イシ ノ カクセイ

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注記

著作目録: p239-244

内容説明・目次

内容説明

敗北とは「意志」の挫折ではなく、宿命に従うとは「意志」の喪失ではない—朔太郎がその著作活動で迎えた劇的な転機に注目し、「本当の意志」への覚醒によって変貌していく作家像をとらえる。ほかに、室生犀星・佐藤惣之助・金子光晴論、メディアや歌の翻訳に関する論考などを収める。

目次

  • 1(萩原朔太郎「意志」の覚醒;萩原朔太郎「情緒」の別れ—昭和四年の朔太郎ノート;「漂泊者の歌」試論—旧約聖書受容の側面から;萩原朔太郎の恋愛詩を考える準備として—初期詩篇を読むための一素描;『新しき欲情』ノート;大正一二年の萩原朔太郎—女性・他者・個人主義を巡る試論)
  • 2(『鉄集』小考—室生犀星における詩と小説の解明のために;佐藤惣之助と『日本詩人』;金子光晴のアジア—マレー半島での意識の転位を中心に;「うたう」メディア戦略—『キング』版「愛国百人一首」を中心とした一素描;『愛国百人一首』を読む;“翻訳”という冒険—小学唱歌からj‐popまで;“ともだち”の行方—近代文学から考える日本の一〇〇年(素描))

「BOOKデータベース」 より

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