戦前日本の安全保障
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書誌事項
戦前日本の安全保障
(講談社現代新書, 2190)
講談社, 2013.1
- タイトル読み
-
センゼン ニホン ノ アンゼン ホショウ
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注記
文献案内: p285-291
内容説明・目次
内容説明
日露同盟か、日米提携か、相互安全保障システムか。日英同盟が空洞化し、中国をめぐって欧米との軋轢が進むなか描かれた外交構想とは。
目次
- 第1章 第一次世界大戦期山県有朋の構想—帝国日本の安全保障(参戦と山県の対中国政策論;対華二一ヵ条要求問題;大隈内閣の改造と排袁政策批判;日露同名と山県の世界戦略;ロシア革命の衝撃と援段政策;寺内内閣総辞職と政党内閣の容認)
- 第2章 第一次世界大戦期原敬の構想—国際協調の安全保障(原の外交戦略;対華二一ヵ条要求と原敬;第四次日露協約と初期援段政策へのスタンス;ロシア革命後の中国政策とシベリア出兵問題;原政友会内閣の成立と外交政策の転換;国際連盟と原の期待)
- 第3章 昭和初期浜口雄幸の構想—集団的相互安全保障(田中内閣の対中国政策と浜口の対応;東アジアをめぐる国際環境と浜口の基本姿勢;浜口民政党内閣の成立とその内外政策;国際連盟重視とロンドン海軍軍縮条約の締結;平和維持に関する多層的多重的条約網の形成;国家総力戦の時代における現実主義)
- 第4章 昭和初期永田鉄山の構想—次期大戦への安全保障(陸軍一夕会の形成と永田;国家総動員論と次期大戦認識;資源自給と対中国戦略;満州事変と政党政治の否定;陸軍派閥対立と『国防の本義』;皇道派排除と華北分離工作)
「BOOKデータベース」 より