書誌事項

武士の誕生

関幸彦 [著]

(講談社学術文庫, [2150])

講談社, 2013.1

タイトル別名

武士の誕生 : 坂東の兵どもの夢

タイトル読み

ブシ ノ タンジョウ

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注記

参考文献: p301-308

原本は1999年日本放送出版協会より『武士の誕生―坂東の兵どもの夢』として刊行された

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

草深い辺境から「都の堕落した貴族」を倒すために現れたのか、それとも武芸を生業とした貴族社会の一員だったのか—。近年活況を呈する武士論の二つの見方を統合し、「武士誕生」の道筋を描く。古代の蝦夷との戦争が坂東の地に蒔いた「武の遺伝子」は、平将門、藤原秀郷らによって育まれ、武家の棟梁たる源義家、頼朝らによって大きく開花した。起源と成長をめぐる新視点。

目次

  • 序章 ある武士団のものがたり—烟田一族の盛衰(中世武士団烟田氏の世界へ;烟田氏のルーツ ほか)
  • 1 怨乱—蝦夷問題の遺産(三善清行の防衛白書;蝦夷問題と新羅問題 ほか)
  • 2 反乱—坂東の夢(「兵」の時代へ;王朝国家と軍事貴族 ほか)
  • 3 内乱—棟梁の時代(兵から武士へ;国衙と武士 ほか)
  • 終章 武士の発見(坂東の履歴;中世とは何か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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