Bibliographic Information

保守思想のための39章

西部邁著

(中公文庫, [に-5-3])

中央公論新社, 2012.12

Title Transcription

ホシュ シソウ ノ タメ ノ 39ショウ

Available at  / 10 libraries

Note

筑摩書房 (2002年9月刊) を「中公文庫」として再刊したもの

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

保守思想について述べた本は少なくないが、古今の思想史の中に位置づけた本は決して多くはない。保守思想自体に体系化を拒む面があるからだ。本書はその数少ないうちの一書であり、入門書にして思想の深奥にまで触れた名著である。歴史の知恵が凝縮した保守という考えを、危機の時代にあって明晰に捉えた本書の価値は、いま極めて大きい。

Table of Contents

  • 地球の危機—帝国主義が蔓延する
  • 情報の空虚—ITが空回りする
  • 「戦後」の完成—アプレゲールの末路
  • 感情の優位—合理の前提はどこにあるのか
  • 葛藤の遍在—感性は錯綜している
  • 平衡の必要—健全な精神は精神の曲芸を要求する
  • 幻覚の不可避—精神のはたらきはすべて仮想である
  • 持続の意義—リアリティの根拠を求めて
  • 成熟の希求—常識という「死者の書」
  • 愛着の必然—手段へのこだわりが生をゆたかにする〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB11359214
  • ISBN
    • 9784122057357
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    239, xivp
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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