近現代における茶の湯家元の研究
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書誌事項
近現代における茶の湯家元の研究
慧文社, 2012.12
- タイトル別名
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近現代における茶の湯家元の研究
- タイトル読み
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キンゲンダイ ニオケル チャノユ イエモト ノ ケンキュウ
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注記
博士論文 (神戸大学, 2012年提出) に若干の修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
茶の湯などの伝統文化に欠かせない存在である「家元」。このような家元のあり方は、いつの時代にはじまるのか。家元と天皇・皇族との間には、どのような歴史があったのか。本書は、近現代の茶の湯に焦点をあてて、家元が現代の姿に至る歴史的変遷を明らかにする。茶道家、茶の湯研究者、日本近代史家に必携。
目次
- 序章 茶の湯の歴史における家元の存在
- 第1章 家元と天皇との距離—献茶にみる家元の社会的地位の変遷
- 第2章 明治前期の喫茶文化の状況—「貴紳の茶の湯」と“中小流派”
- 第3章 創られる家元—流派が“家元”を要求する
- 第4章 第二次世界大戦後における茶の湯イメージの転換—裏千家千宗興の渡米が意味するもの
- 第5章 千宗旦の出自をめぐる「利休血脈論争」—貴種化する家元
- 終章 まとめと課題
「BOOKデータベース」 より