書誌事項

ドイツ社会保障の危機 : 再統一の代償

ゲルハルト・A・リッター著

(Minerva人文・社会科学叢書, 185)

ミネルヴァ書房, 2013.1

タイトル別名

Der Preis der deutschen Einheit

タイトル読み

ドイツ シャカイ ホショウ ノ キキ : サイトウイツ ノ ダイショウ

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注記

監訳: 竹中亨

原著第2版 (C.H. Beck, c2007) の翻訳

史料・参考文献: 巻末p22-59

内容説明・目次

内容説明

ドイツの社会国家体制は、東西ドイツ再統一とその後の過程でいかなる変容を遂げたのか。本書は、ベルリンの壁崩壊の1989年から1994年の社会保障の改革・調整過程を、一次史料と政治家・官僚の証言によって詳細に分析する。現代へつながる社会保障制度の再検討に多くの示唆を与える一冊。

目次

  • 第1部 再統一の環境(政治的環境;再統一と社会政策の法的枠組;再統一過程のドイツ経済;社会構造と社会政策への要請)
  • 第2部 社会保障統一の成立(社会保障統一の概要と東西ドイツの社会保障制度;モドロウ政権の社会政策;国家条約;デメジエール政権の社会政策立法;統一条約;社会政策のアクターと再統一過程;再統一の社会保障政策)
  • 第3部 再統一ドイツにおける社会国家の変容—一九九〇〜九四年(東部諸州の社会国家制度の建設と運営団体;「経済立地」論争と再統一の財政・社会政策的問題;社会政策と社会政策のアクター)
  • 終章 結論的考察

「BOOKデータベース」 より

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