書誌事項

「自己」と「他者」

木村敏, 野家啓一監修

(臨床哲学の諸相, [4])

河合文化教育研究所 , 河合出版 (発売), 2013.1

タイトル別名

自己と他者

タイトル読み

ジコ ト タシャ

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注記

執筆者: 岡一太郎, 永井均, 村上靖彦, 柴山雅俊, 川瀬雅也, 花村誠一

「まえがき」に「『臨床哲学の諸相』シリーズ四冊目」とあり

文献あり

内容説明・目次

内容説明

「他者」なくしては原理的に成り立ちえない「自己」という不安定な存在。その「自己」の不可思議な内奥を、「中道的自己」、「与格的自己」の補助線を引くことを通して新たに辿りなおし、自己と他者が互いに基礎づけ合いながら分節化して出現してくる以前の絶対的生=ゾーエーにまで遡って考察した刺激的な論考集。

目次

  • 対談・「自己」と「他者」
  • 1 自己—語りとしじま(偶然・自己・自然—妄想知覚に関する一試論;自己という概念に含まれている矛盾;自分が自分であるということ;物語る自己/物語られる自己)
  • 2 他者の諸相、他性の諸相(誰かがそこから呼びかけてくる場所について—がん看護専門看護師へのインタビューから;解離における離隔の諸相—離脱・融合・拡散;思い出せない他者・忘れられない他者;統合失調症における他者と強度—パースペクティヴからアスペクトへ)

「BOOKデータベース」 より

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