近世山村地域史の研究

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近世山村地域史の研究

佐藤孝之著

吉川弘文館, 2013.2

タイトル読み

キンセイ サンソン チイキシ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

幕府の山林政策との相互関係や、地域内での利害対立の中で、近世山村はいかなる歴史的展開をみたのか。上州山中領を対象にその実像を描く。行政村の成立過程における村の統合、「領」を管轄した割元制、検地と年貢収取といった支配の実相を解明。御巣鷹山・御林の管理、山稼や「売木」など林野利用の多彩な側面をもつ山村地域の歴史像を提示する。

目次

  • 山村史研究の軌跡
  • 第1部 村落支配と年貢収取—「領」と永高制(村の成立とその特質;「領」支配と割元制;永高検地と年貢収取)
  • 第2部 林野支配の変遷と林野利用の展開(御巣鷹山制の展開;御林の設定と山守制の展開;「御免許稼山」制と「売木」の展開)
  • 山村史研究の可能性

「BOOKデータベース」 より

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