漱石文学のモデルたち
著者
書誌事項
漱石文学のモデルたち
(中公文庫, [は-36-11])
中央公論新社, 2013.1
- タイトル別名
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漱石文学のモデルたち
- タイトル読み
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ソウセキ ブンガク ノ モデル タチ
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注記
講談社刊 (2004年12月刊) の中公文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
『坊っちゃん』の教師たちやマドンナの正体を探り、『吾輩は猫である』の主要登場人物のみならず千駄木界隈の住人を推察、『三四郎』の美彌子とマドンナを比較しつつ漱石のヒロイン像を論じる—歴史研究家がその分析手法を活かして人物や景観から時代背景までを考証する、知的興奮にみちた漱石文学論。
目次
- 第1章 松山の「坊っちゃん」(坊っちゃんの上陸;中国か四国か ほか)
- 第2章 マドンナの虚と実(マドンナとは何者?;浅田宅での見合い ほか)
- 第3章 吾輩猫の舞台と役者(猫物語の誕生;千駄木五七番地の住人たち ほか)
- 第4章 『三四郎』の世界(池の女;明治四十年の起承転結 ほか)
「BOOKデータベース」 より