アジアの女性身体はいかに描かれたか : 視覚表象と戦争の記憶

書誌事項

アジアの女性身体はいかに描かれたか : 視覚表象と戦争の記憶

北原恵編著

(日本学叢書, 4)

青弓社, 2013.1

タイトル読み

アジア ノ ジョセイ シンタイ ワ イカニ エガカレタカ : シカク ヒョウショウ ト センソウ ノ キオク

注記

長谷川春子著作一覧(1945年まで): p297-301

収録内容
  • 戦時下の日本の女性画家は何を描いたか : 長谷川春子と赤松俊子(丸木俊)を中心として / 小勝禮子 [著]
  • 戦争下の美術家・長谷川春子 : 《ハノイ風景》(一九三九年)の絵を中心に / 北原恵 [著]
  • 日本統治下の植民地の美術活動 / ラワンチャイクン寿子 [著]
  • 植民地期韓国のモダンガールと遊女 / 金惠信 [著]
  • 近代化のための女性表象 : 「モデル」としての身体 / 児島薫 [著]
  • 古沢岩美が描いた「慰安婦」 : 戦争・敗戦体験と「主体」の再構築 / 北原恵 [著]
  • 日本映画にみる<在日>女性と朝鮮人<慰安婦>、その声の不在 / 高美哿 [著]
  • ジャガイモの花 / 琴仙姫 [著]
内容説明・目次

内容説明

アジア・太平洋戦争時、アジアの女性身体にはどのようなまなざしが注がれたのか。また、女性美術家はどのような活動をしたのか—百点を超える絵画・写真から、アジアの女性たちを取り巻いていた植民地主義やジェンダー、ナショナリズムの力学を浮き彫りにする。

目次

  • 第1部 女性美術家は帝国日本をどう生きたのか(戦時下の日本の女性画家を何を描いたか—長谷川春子と赤松俊子(丸木俊)を中心として;戦争下の美術家・長谷川春子—“ハノイ風景”(一九三九年)の絵を中心に)
  • 第2部 植民地と/の女性表象の政治性を問う(日本統治下の植民地の美術活動;植民地期韓国のモダンガールと遊女;近代化のための女性表象—「モデル」としての身体)
  • 第3部 「慰安婦」表象は戦争の記憶をどう語るか(古沢岩美が描いた「慰安婦」—戦争・敗戦体験と「主体」の再構築;日本映画にみる“在日”女性と朝鮮人“慰安婦”、その声の不在)
  • ジャガイモの花

「BOOKデータベース」 より

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