環境考古学への道
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書誌事項
環境考古学への道
(シリーズ「自伝」my life my world)
ミネルヴァ書房, 2013.1
- タイトル読み
-
カンキョウ コウコガク エノ ミチ
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注記
主要著書一覧: p259-263
安田喜憲略年譜: p265-273
内容説明・目次
内容説明
環境考古学の創始者、安田喜憲。花粉分析により文明と環境の関係を解き明かすという、新たな学問分野を開拓できた要因はどこにあるのか。本書では、学問の面白さに目覚めた幼少期から、仙台での学生生活、不遇な研究生活を述べたうえで、いかにして環境考古学を打ち立てていったかを述べ、未来の文明のあり方について見通しを示す。
目次
- 第1章 三つ子の魂百まで(同時代性の認識;命の連鎖を繋ぐ;人を呪わば穴二つ;風土的過去を背負って生きる;幼少時代に人生の核心は形成される;日本の漂流第三の危機の時代を生きる)
- 第2章 東北の森と海に救われた(自己否定の時代;東北の森と海に救われる;学問への憧憬;師を変えたら不遇の学問的生涯を送る)
- 第3章 ラクダの時代(広島大学時代;環境考古学の誕生;生命観の相違を無視した学問との対決;地中海文明の研究;地獄で聞いた仏の声)
- 第4章 ラクダからライオンになった(朝日が昇ってきた;文明と環境プロジェクト;長江文明の探究;国際日本文化研究センター)
- 第5章 年縞の発見と環境考古学の新たな展開(気候変動研究の画期;年縞が解明する新たな歴史;地震予知に画期)
- 終章 これからの目標
「BOOKデータベース」 より