日本の文字 : 「無声の思考」の封印を解く

書誌事項

日本の文字 : 「無声の思考」の封印を解く

石川九楊著

(ちくま新書, 999)

筑摩書房, 2013.2

タイトル別名

日本の文字 : 無声の思考の封印を解く

タイトル読み

ニホン ノ モジ : 「ムセイ ノ シコウ」ノ フウイン オ トク

内容説明・目次

内容説明

漢字、ひらがな、カタカナ—。日本語は三種類の文字をもつ。この世界にまれな性格はどこに由来し、日本人の内面に何をもたらしたのか。文字の問題を構造的にとらえ、文体に蓄積された思想と感性を追究していくことによって、日本文化の不思議さをさぐり、日本とは何かという問いの核心に迫っていく。鬼才の書家が大胆に構想する文明論的思索。

目次

  • 序章 なぜ日本語だけが三種類の文字をもつのか
  • 第1章 文字再考
  • 第2章 漢字、ひらがな、カタカナ
  • 第3章 書く文明、話す文明
  • 第4章 点画の書法—東アジアの「アルファベット」
  • 第5章 文字と文体
  • 第6章 堕ちゆく日本語の再生

「BOOKデータベース」 より

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