つくられた放射線「安全」論 : 科学が道を踏みはずすとき

書誌事項

つくられた放射線「安全」論 : 科学が道を踏みはずすとき

島薗進著

河出書房新社, 2013.2

タイトル別名

つくられた放射線安全論 : 科学が道を踏みはずすとき

タイトル読み

ツクラレタ ホウシャセン アンゼン ロン : カガク ガ ミチ オ フミハズス トキ

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内容説明・目次

内容説明

3.11後、混乱をきわめた放射線の健康影響問題…東大教授がアカデミズムの暗部を衝く—こうして安全論・楽観論は増殖した。科学者・専門家とは、いったいどういう人たちで、どれほど確かなことを言ってきたのか。

目次

  • 序章 不信を招いたのは科学者・専門家(事故後早期の放射線健康影響情報;放射線健康影響情報の混乱—『国会事故調報告書』はどう捉えているか? ほか)
  • 第1章 放射線健康影響をめぐる科学者の信頼喪失(放射線の健康影響の専門家は信頼できるか?;日本学術会議の対応 ほか)
  • 第2章 放射線の安全性を証明しようとする科学(二〇mSv基準をめぐる混乱と楽観論の専門家;原発推進と低線量被ばく安全論の一体性 ほか)
  • 第3章 「不安をなくす」ことこそ専門家の使命か?(リスク・コミュニケーションという論題;「リスク認識が劣った日本人」という言説 ほか)
  • 終章 科学者が原発推進路線に組み込まれていく歴史(被災住民の思いから遠い科学者たち;放射線健康影響の専門家を取り巻く環境の推移 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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