鉄条網の歴史 : 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明

書誌事項

鉄条網の歴史 : 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明

石弘之, 石紀美子著

洋泉社, 2013.3

タイトル別名

鉄条網の歴史 : 自然人間戦争を変貌させた負の大発明

タイトル読み

テツジョウモウ ノ レキシ : シゼン・ニンゲン・センソウ オ ヘンボウ サセタ フ ノ ダイハツメイ

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注記

参考文献: p279-286

内容説明・目次

内容説明

誕生から140年余、農牧場を囲うために生まれた鉄条網は、敵と味方、支配と従属、富者と貧者を分離する冷徹・無比なテクノロジーとなった。変哲もないトゲ付き鉄線が辿った「外敵排除」の近現代史。

目次

  • 第1章 西部開拓の主役—鉄条網が変えたフロンティアの景色
  • 第2章 土地の囲い込みと土壌破壊—大恐慌に追い討ちをかけた黄塵
  • 第3章 塹壕戦の主役—第一次大戦の兵器となった鉄条網
  • 第4章 人間を拘束するフェンス—鉄条網が可能にした強制収容所
  • 第5章 民族対立が生んだ強制収容所—「差別する側」と「される側」
  • 第6章 世界を分断する境界線—国境を主張する鉄条網
  • 第7章 追いつめられる先住民—鉄条網で排除された人びと
  • 第8章 よみがえった自然—鉄条網に守られた地域

「BOOKデータベース」 より

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