二・二六事件の幻影 : 戦後大衆文化とファシズムへの欲望
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二・二六事件の幻影 : 戦後大衆文化とファシズムへの欲望
筑摩書房, 2013.3
- タイトル別名
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二二六事件の幻影 : 戦後大衆文化とファシズムへの欲望
- タイトル読み
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ニ・ニロク ジケン ノ ゲンエイ : センゴ タイシュウ ブンカ ト ファシズム エノ ヨクボウ
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内容説明・目次
内容説明
最大の「維新」運動にして、軍部による政治介入の契機となった二・二六事件。戦後それは、幾度となく映画や小説の題材となってきた。一体われわれは、二・二六事件の青年将校に何を求めたのか?「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作。
目次
- 序章 「昭和維新」のメディア論
- 第1章 「純粋」「正義」への違和—占領終結前後
- 第2章 陶酔の萌芽と躊躇い—一九六〇年前後
- 第3章 「純愛」と「勇壮」の拮抗—大学紛争の時代
- 第4章 「純粋さ」への耽溺—飽食の時代
- 終章 戦後メディア文化のなかの「ファシズム」—転換点としての「1968」
「BOOKデータベース」 より