役たたず、
著者
書誌事項
役たたず、
(光文社新書, 631)
光文社, 2013.3
- タイトル別名
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役たたず
- タイトル読み
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ヤク タタズ
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内容説明・目次
内容説明
だいじなことは、役にたたない。そして一見、役にたっているようにみえるものも、ひと皮むけば役たたず。役にたつことばかりしていると、暮らしも人も、痩せていく—。古風な下町感覚の文章を書きファンの多いエッセイストで、ここ最近は小説家としても頭角を現している石田千が、日常のなかで綴った「役たたず」の視点からの風景。二年あまりにわたる連載の途中では、大震災が起き、そのときの空気感も文章としてリアルに切り取られている。相撲好き、競馬好き、ビール好きの「町内一のへそまげちゃん」が、だいじにしたいもの。へなちょこまじめ日常記。
目次
- 1 やちゃくちゃない日々(三段めの混沌;忘れて候;オスの乳首、メスのほくろ ほか)
- 2 手足、ぶらぶら(夏の日記;おはらい箱と、たからの山;絵ごころ文ごころ ほか)
- 3 役に座す(またたきと松明;あのひと;さよならポンプ ほか)
「BOOKデータベース」 より