老いを歩む人びと : 高齢者の日常からみた福祉国家フィンランドの民族誌

書誌事項

老いを歩む人びと : 高齢者の日常からみた福祉国家フィンランドの民族誌

高橋絵里香著

勁草書房, 2013.3

タイトル読み

オイ オ アユム ヒトビト : コウレイシャ ノ ニチジョウ カラ ミタ フクシ コッカ フィンランド ノ ミンゾクシ

注記

博士論文を基にしたもの (東京大学)

著者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

文献一覧: p265-282

内容説明・目次

内容説明

優れているといわれる福祉制度の形成には、教会をはじめとする民間組織の活動や少数派言語の問題、地域の特性といった歴史的偶然が反映されていた。「老いの社会問題化」という語られ方の背景を、文化人類学的アプローチによる研究で読み直す。進んだ福祉/遅れた福祉という固定観念を揺るがす1冊。

目次

  • 第1部 老いと福祉の研究史(20世紀福祉思想にみる人類学の功罪;老いと福祉の人類学)
  • 第2部 群島町の「背景」(北欧型福祉国家フィンランド;幸せなマイノリティ;福祉の担い手としての教会)
  • 第3部 老いと福祉の現場で(群島町の福祉生活;自立のストラテジー;老いを歩む)

「BOOKデータベース」 より

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