上方芸能今昔がたり : 昭和の舞台覚え書き
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書誌事項
上方芸能今昔がたり : 昭和の舞台覚え書き
岩波書店, 2013.3
- タイトル別名
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上方芸能 : 今昔がたり : 昭和の舞台覚え書き
- タイトル読み
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カミガタ ゲイノウ コンジャクガタリ : ショウワ ノ ブタイ オボエガキ
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内容説明・目次
内容説明
戦前の大阪・船場に生まれ、幼い頃から芝居通い。舞台の世界にどっぷり浸かって見て聞いて、戦後の上方芸能の危機にはジャンルを超えて多くの演者を結束し立ち向かい、後には国立劇場理事・演出家として、自ら舞台を創る立場となった著者。歌舞伎・文楽をはじめ上方芸能の生き字引である著者が、来し方八十年超の波瀾万丈の道のりと戦前から現代までの芸能の変遷を、名舞台の思い出や、名立たる豪華な顔ぶれとの楽しく親しい交遊のエピソードを織り交ぜて語り尽くす。
目次
- 第1章 道頓堀と芝居小屋—戦前、古き良き時代の情緒(安土町の水落家;成駒屋贔屓 ほか)
- 第2章 決戦下の顔見世—戦中の上方歌舞伎の盛衰(「芝居の子」;悪化する戦況 ほか)
- 第3章 型破りの挑戦『上方風流』—戦後の芸能、起死回生の試み(終戦直後の興行;盟友、千之丞との出会い ほか)
- 第4章 伝統芸能の現場から—危機を乗り越えて(国立劇場開場へ;ガラ空きの文楽 ほか)
- 第5章 文化は夜に作られる—去りし昭和、上方芸能への想い(フリーになって;『天変斯止嵐后晴』 ほか)
「BOOKデータベース」 より