Bibliographic Information

彼岸からの言葉

宮沢章夫著

(新潮文庫, 9673, み-24-6)

新潮社, 2013.4

Title Transcription

ヒガン カラノ コトバ

Available at  / 21 libraries

Description and Table of Contents

Description

彼岸—それは人間の隠された暗部。精神科の待合室で「俺は何ともないけど、家族が行け行けってうるさいんだよ」と繰り返す老人。最大級の飴を「でかいでしょ」と誇らしげに口に含み、「アグァアガガ」と苦しんで訴える人。断るときは「やめてちょ」、驚くと「びっくりしたな、もう」、お礼は「ありがたや、ありがたや」と来る言葉のダダ漏れ男。元祖脱力エッセイスト、伝説の最高傑作。

Table of Contents

  • 第1章 彼岸へ(「彼岸へ」ノート;雪の日に、爪を切りたがる人がいる;彼岸のゾーン ほか)
  • 第2章 いましがた壷をこわしたもの(「いましがた壷をこわしたもの」ノート;垂れて私たちは彼岸へと行く;言葉は水滴のように零れた ほか)
  • 第3章 私はただ見ている(「私はただ見ている」ノート;石を投げる;子供たちの視線 ほか)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BB12171941
  • ISBN
    • 9784101463261
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    212p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
Page Top