歌舞伎のぐるりノート
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歌舞伎のぐるりノート
(ちくま新書, 1007)
筑摩書房, 2013.4
- タイトル読み
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カブキ ノ グルリ ノート
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注記
「演劇界」2007年9月号から2012年3月号まで連載された「歌舞伎、のようなもの」に文章と加筆訂正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
素敵にグロテスクであり、しつこく、あくどく、面白い。あやしくて大胆不敵だけど、トロンとした雰囲気がある…歌舞伎は、“劇的なるもの”が凝縮された世界である。ある一瞬、他の演劇では味わえない独特の感興を与えてくる。その感興を簡単に一言で言うなら、ザワザワと血が騒ぐ。「劇的なるもの」への憧れ、飢え、自分のDNAの中にひそんでいるものがカッと目覚めさせられるのだ—その「劇的なるもの」を、著者は歌舞伎のみならず、歌舞伎の周辺にも数々見出す。通になるための本ではなく、「歌舞伎的なもの」を求めて、著者が歌舞伎とその周辺をめぐるコラム集。
目次
- 1(ハリウッド映画に伊右衛門が;見たい!菊之助の雪之丞 ほか)
- 2(いるけれど、いない人;志ん朝さんの『四段目』 ほか)
- 3(大胆不敵な演出術;日本の名作ファンタジー ほか)
- 4(日本人っていったい…;山中貞雄監督と歌舞伎 ほか)
- 5(圓朝の巨大な影;端然、自在、六代目 ほか)
「BOOKデータベース」 より