政治主導vs.官僚支配 : 自民政権、民主政権、政官20年闘争の内幕
著者
書誌事項
政治主導vs.官僚支配 : 自民政権、民主政権、政官20年闘争の内幕
(朝日選書, 900)
朝日新聞出版, 2013.4
- タイトル別名
-
政治主導vs官僚支配 : 自民政権民主政権政官20年闘争の内幕
- タイトル読み
-
セイジ シュドウ vs. カンリョウ シハイ : ジミン セイケン、ミンシュ セイケン、セイカン 20ネン トウソウ ノ ウチマク
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内容説明・目次
内容説明
民主党政権は、なぜ失敗したのだろう。総選挙に圧勝して政権交代を成し遂げた民主党政権は、「政治主導」を声高に謳い、「官僚支配」を終わらせるための様々な制度変更を行った。官僚排除によって、たしかに「官」は弱まったが、かといって強い「政」が誕生したわけではない。せめぎあいながら戦後日本の政治を支えてきた二つの柱「政治主導」と「官僚支配」。細川護煕政権の選挙制度改革、橋本龍太郎政権の行政改革、その成果を活用した小泉純一郎政権の郵政民営化や有事法制立法化、そして民主党政権…。この20年、「政」と「官」が経験してきた力関係の曲折を、政治家、官僚へのインタビューを駆使して分析する。「政治主導」に必要な知恵とは、何なのだろう。
目次
- 序章 「政治主導」は福島原発事故に何をもたらしたか
- 第1章 官僚支配、派閥抗争、カネ—自民党長期政権下の内閣と与党
- 第2章 スキャンダル、政争、そして改革—九〇年代の制度改革をめぐる政治
- 第3章 小泉政権の政治主導
- 第4章 鳩山政権の官僚排除
- 第5章 党内抗争に明け暮れた菅政権
- 第6章 官僚活用を進めた野田政権
「BOOKデータベース」 より