東京大学で世界文学を学ぶ
著者
書誌事項
東京大学で世界文学を学ぶ
(集英社文庫, [つ-18-3])
集英社, 2013.3
- タイトル読み
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トウキョウ ダイガク デ セカイ ブンガク オ マナブ
大学図書館所蔵 件 / 全26件
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注記
2010年11月刊の文庫化
主要参考文献: p415
シリーズ巻号はジャケットカバーによる
内容説明・目次
内容説明
小説はいつの時代も、いたるところで書かれてきた。古くは神話から始まり聖書へ、日本では漢語の輸入から文学の成熟へ。『ドン・キホーテ』、『ボヴァリー夫人』、『白痴』など、世界の名作を細部まで読み解き、物語の歴史を考察することで、小説の誕生からその構造や手法、作品同士の繋がりまでを面白く丁寧に解説する。現役東大生が熱中した特別講義を完全収録した究極の“世界文学”読本。
目次
- 第1講義 我々はみなゴーゴリから、その外套の下からやってきた
- 第2講義 我々はみな二葉亭四迷から、その『あひゞき』から出てきた
- 第3講義 舌の先まで出かかった名前—耳に向かって書かれた“声の物語”
- 第4講義 私をどこかへ連れてって—静かに爆発する短篇小説
- 第5講義 燃えつきる小説—近代の三大長篇小説を読む1セルバンテス『ドン・キホーテ』
- 第6講義 燃えつきる小説—近代の三大長篇小説を読む2フローベール『ボヴァリー夫人』
- 第7講義 燃えつきる小説—近代の三大長篇小説を読む3ドストエフスキー『白痴』
- 第8講義 物騒なフィクション—ラシュディ『悪魔の詩』と冒涜するフィクション
- 第9講義 自作『枯葉の中の青い炎』は、どのようにして書かれたか
- 第10講義 ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』をどう読み、どうパスティーシュするか
「BOOKデータベース」 より