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金融緩和の罠

藻谷浩介 [ほか] 著

(集英社新書, 0687A)

集英社, 2013.4

タイトル読み

キンユウ カンワ ノ ワナ

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注記

その他の著者: 河野龍太郎, 小野善康, 萱野稔人

表紙の責任表示: 萱野稔人インタビュー・編

内容説明・目次

内容説明

アベノミクスでにわかに注目をあびる金融緩和政策。しかし、「日銀が大量にマネーを供給すれば、景気が回復する」というのは机上の空論だ。「失われた二〇年」をもたらした本当の理由を覆い隠し、かりそめのバブルを引き起こすだけではないか。しかも副作用の大きさは計り知れない。国債の信用喪失に始まる金融危機、制御困難なインフレなど、さまざまなリスクを第一線のエコノミスト・経済学者らが、哲学者と徹底的に討論。金融緩和の落とし穴を見極め、真の日本経済再生への道筋を描き出す。

目次

  • 第1章 ミクロの現場を無視したリフレ政策(現実から乖離したリフレ政策;働いてお金を稼ぐ世代が減りはじめた;人口オーナスが値崩れを引き起こす ほか)
  • 第2章 積極緩和の長期化がもたらす副作用(金融緩和反対で日銀人事案否決;需要としての設備投資;設備投資と人口動態 ほか)
  • 第3章 お金への欲望に金融緩和は勝てない(金融緩和が効かない明白な証拠;「成熟社会」に入った日本;長期不況をはじめて説明できた小野理論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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