勝小吉と勝海舟 : 「父子鷹」の明治維新
著者
書誌事項
勝小吉と勝海舟 : 「父子鷹」の明治維新
(日本史リブレット人, 066)
山川出版社, 2013.4
- タイトル別名
-
Katsu Kokichi to Katu Kaishū
勝小吉と勝海舟 : 父子鷹の明治維新
- タイトル読み
-
カツ コキチ ト カツ カイシュウ : オヤコダカ ノ メイジ イシン
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注記
「勝小吉とその時代」「勝麟太郎・海舟とその時代」「参考文献」あり
内容説明・目次
内容説明
勝小吉と勝海舟は、ともに閉塞した幕末江戸の下級旗本の世界に生まれた。小吉は脱出できなかったが、その代わり自叙伝のなかでその生活ぶりを描写してくれた。海舟は、黒船来航を機に、みずから閉塞社会に風穴を開けて飛びだすことに成功し、幕末の陸軍総裁、明治国家の伯爵にまでのぼりつめた。一八〇二年に生まれた親の小吉と、一八九九年に没した子の海舟が、二人して明治維新をはさむ十九世紀をフルに生きたストーリーである。
目次
- 1 小吉の生涯—『夢酔独言』の世界(父子鷹;養家と生家 ほか)
- 2 麟太郎の小普請組脱出—咸臨丸で太平洋を渡る(16歳で家を継ぐ;オランダ語を学ぶ ほか)
- 3 神戸海軍操練所の時代—夢の実現に向けて(幕府海軍の創建;家茂の英断—操練所開設 ほか)
- 4 敗戦処理の海舟—幕府の最期を看取る(しばしの閑居;長州戦争の後始末 ほか)
- 5 明治の海舟—「行蔵は我にあり」(明治政府の役職に就く;伯爵に叙せられて ほか)
「BOOKデータベース」 より