駐日米国大使ジョセフ・グルーの昭和史
著者
書誌事項
駐日米国大使ジョセフ・グルーの昭和史
PHP研究所, 2013.3
- タイトル別名
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Joseph Clark Grew
駐日米国大使ジョセフグルーの昭和史
- タイトル読み
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チュウニチ ベイコク タイシ ジョセフ・グルー ノ ショウワシ
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注記
参考文献: p278-280
内容説明・目次
内容説明
満州国が建国された昭和七年、新しいアメリカ大使が東京に着任してきた。以後十年間、数々の忌まわしい事件や出来事を身近に見つめ、日米交渉が暗礁に乗り上げたさなか、ローズヴェルト大統領、ハル国務長官に強く進言して戦争回避に努めた大使である。その名はジョセフ・C.グルー。戦後は天皇制存続、天皇の免責に腐心したことでも知られる親日家であった。本書は、ワシントンの国立公文書館で公開されている機密文書、外交文書、大統領やマッカーサー元帥との書簡、対日ソ連側資料などを多角的に織り交ぜ、グルーの足跡を辿りながら、新しい「昭和史」をひもとくものである。
目次
- 不穏な政情の日本へ
- 謁見の日
- 昭和の主役“満洲”
- 忍び寄る共産主義の脅威と二.二六事件
- 危ういドイツ熱
- ヘレン・ケラーの来日
- 日中戦争の始まり
- 日米間を揺さぶったパナイ号事件
- 経済制裁へと進むアメリカ
- 運命の三国同盟締結
- 追い詰められる日本
- 開戦へのカウントダウン
- 開戦前夜の攻防
- 東京で迎えた日米開戦
- この桜が咲くころには
「BOOKデータベース」 より