王陽明「伝習録」を読む
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書誌事項
王陽明「伝習録」を読む
(講談社学術文庫, [2172])
講談社, 2013.5
- タイトル別名
-
伝習録
王陽明伝習録を読む
- タイトル読み
-
オウ ヨウメイ デンシュウロク オ ヨム
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注記
原本は1988年3月 角川書店より 「鑑賞中国の古典」 第10巻 「伝習録」 として刊行。そのうちの「伝習録の窓」を除く著者執筆部分で構成
参考文献: p410-418
王陽明略年譜: p419-422
内容説明・目次
内容説明
中国・明代の儒学者、王陽明。当時、新儒教として学術思想界の主座にあった朱子学の論理構造を批判的に継承した彼の実践的儒学は、陽明学として結実する。近世以降の中国のみならず、わが国でも大塩中斎や吉田松陰、西郷隆盛ら、変革者たちの理論的背景となった思想とは何か。陽明学の最重要書籍を原テキストにしたがって読み解き、その精髄に迫る。
目次
- 総説(『伝習録』の構成;王陽明について;王陽明の思想;日本における『伝習録』)
- 上巻(伝習録の序;心即理説(上巻三条) ほか)
- 中巻(人の学を論ずるに答うるの書;抜本塞源論 ほか)
- 下巻(陸象山の評価(下巻五条);人の胸中に聖人有り(下巻七条) ほか)
「BOOKデータベース」 より