鉄炮伝来 : 兵器が語る近世の誕生
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鉄炮伝来 : 兵器が語る近世の誕生
(講談社学術文庫, [2173])
講談社, 2013.5
- タイトル読み
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テッポウ デンライ : ヘイキ ガ カタル キンセイ ノ タンジョウ
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注記
原本は中央公論社 1990年刊
参考文献: p192-198
内容説明・目次
内容説明
一五四三年、種子島に漂着したポルトガル人が鉄炮をもたらした—。この通説を文献と実物資料から検証し、歴史の流れを加速した新兵器の伝来と普及の真実を解明。戦国大名の贈答品として重宝された鉄炮は、いかに主要武器の地位を得たか。さらに朝鮮出兵によるアジアへの伝播、砲術武芸の成立まで、なおざりにされてきた「武器の歴史」に光をあてる。
目次
- 1 鉄炮伝来の実像—新兵器渡来の謎
- 2 西南戦国大名の新兵器受容—国内への伝播
- 3 東国の戦国大名と鉄炮—東国への波及
- 4 統一政権の成立と鉄炮の定着—小銃から大砲へ
- 5 海を渡った火縄銃—朝鮮王朝への伝播
- 6 徳川政権の誕生と火砲—動乱から平和へ
- 7 砲術武芸の成立—火薬製造法から秘伝書へ
- 8 日本鉄炮研究小史—立ちおくれた体系化
「BOOKデータベース」 より