天然ゴムの歴史 : ヘベア樹の世界一周オデッセイから「交通化社会」へ
著者
書誌事項
天然ゴムの歴史 : ヘベア樹の世界一周オデッセイから「交通化社会」へ
(学術選書, 060)
京都大学学術出版会, 2013.5
- タイトル別名
-
天然ゴムの歴史 : ヘベア樹の世界一周オデッセイから交通化社会へ
- タイトル読み
-
テンネン ゴム ノ レキシ : ヘベアジュ ノ セカイ イッシュウ オデッセイ カラ「コウツウカ シャカイ」エ
大学図書館所蔵 件 / 全116件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p299-320
内容説明・目次
内容説明
タイヤの原料として現代の交通化社会を支えるゴム。天然ゴムを産み出すヘベア樹(パラゴムノキ)は現在主に東南アジアと南アジアで栽培されているが、その原産地はアマゾンである。ゴムの樹はどのようにしてアマゾンを脱出し、世界中に広まったのか?また、それは人類の社会に何をもたらし、どこへ導くのか?ヘベア樹の移植と交通化の立役者である4人の男たちの生き様を軸に、天然ゴムのダイナミックな歴史を生き生きと語る。
目次
- 序章 天然ゴム前史
- 第1章 キナノキのプラント・イントロダクション—ヘベア樹に先行したマーカムの試み
- 第2章 若きウイッカムとゴムとの出会い—ニカラグア、オリノコ、そしてアマゾンへ
- 第3章 ヘベア樹プラント・イントロダクションの始動—ウイッカムとキュー植物園・インド省の綱引き
- 第4章 ヘベア樹のオデッセイ—アマゾンからキュー植物園、そして南アジア・東南アジアへ
- 第5章 ウイッカム、失敗に魅入られたプランター
- 第6章 ゴム・プランテーションの確立とリドレイ
- 第7章 ブラジルへ里帰りしたヘベア樹—フォードとフォードランディア
- 第8章 天然ゴムに魅せられた人々—この奇妙な植物資源の科学
- 第9章 21世紀における「交通化社会」と人類
- 終章 天然ゴムの未来
「BOOKデータベース」 より