正統と異端 : ヨーロッパ精神の底流

書誌事項

正統と異端 : ヨーロッパ精神の底流

堀米庸三著

(中公文庫, [ほ19-1])

中央公論新社, 2013.4

タイトル読み

セイトウ ト イタン : ヨーロッパ セイシン ノ テイリュウ

注記

史料と参考文献: p255-259

年表: p260-263

中公新書(1964年刊)を文庫化したもの

内容説明・目次

内容説明

キリスト教の歴史にたえずついてまわる正統と異端の激烈な争いは、宗教と政治の不可避的な相反と結合の関係から生まれた。キリスト教会をめぐる異端抗争を解明し、ヨーロッパ人の精神的形成に大きな影響を与えた宗教と政治の緊張関係を再現する、西洋中世史学の名著。

目次

  • 1 問題への出発(ローマ法王権の負い目;正統と異端の理論的問題;キリスト教的正統論争の争点—秘蹟論)
  • 2 論争(グレゴリウス改革と秘蹟論争)
  • 3 問題への回帰(グレゴリウス改革と十二世紀の宗教運動;イノセント三世と宗教運動)

「BOOKデータベース」 より

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