無教会としての教会 : 内村鑑三における「個人・信仰共同体・社会」
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無教会としての教会 : 内村鑑三における「個人・信仰共同体・社会」
(関西学院大学研究叢書, 第155編)
教文館, 2013.3
- タイトル別名
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無教会としての教会 : 内村鑑三における個人信仰共同体社会
- タイトル読み
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ムキョウカイ トシテノ キョウカイ : ウチムラ カンゾウ ニオケル 「コジン・シンコウ キョウドウタイ・シャカイ」
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注記
参考文献一覧: p304-308
著者の過程博士学位論文「無教会としての教会 : 内村鑑三における個人の信仰と社会性との連関について」(京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻, 2010年)に若干の加筆をしたもの
内容説明・目次
内容説明
「無教会」という思想は、どのような聖書解釈をもとに形成されていったのか?内村の義認論から、信仰共同体論、そして足尾銅山事件などにも取り組んだ社会改革論に至るまでを、彼の聖書解釈テキストをもとに解き明かす。『聖書之研究』をはじめとする膨大な資料を渉猟しながら、内村の思想の全貌を明らかにする画期的な研究。
目次
- 第1章 はじめに(内村鑑三研究の意義と現状;日本キリスト教思想史研究の現状/日本キリスト教史研究の手法;内村鑑三研究において本稿がもちうる意義—題材としての聖書解釈)
- 第2章 内村における個人の問題(個人の信仰;罪と義と自己の問題;内村における神と人間;内村における自由の問題)
- 第3章 内村における信仰共同体の問題(個人と社会をつなぐものとしての信仰共同体;信仰共同体の問題)
- 第4章 内村における社会の問題(個人の信仰が社会へと広がっていく仕組み;信仰と社会的実践)
- 第5章 まとめと展望(内村のキリスト教思想の特徴;日本社会での公共性構築における、キリスト教の可能性;信仰と道徳;ルールとしての律法;国家論)
「BOOKデータベース」 より