黒澤明の十字架 : 戦争と円谷特撮と徴兵忌避
著者
書誌事項
黒澤明の十字架 : 戦争と円谷特撮と徴兵忌避
現代企画室, 2013.3
- タイトル読み
-
クロサワ アキラ ノ ジュウジカ : センソウ ト ツブラヤ トクサツ ト チョウヘイ キヒ
大学図書館所蔵 件 / 全59件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
1949年の問題作『静かなる決闘』に黒澤明の贖罪意識を読みとった著者はその正体を突きとめるべく、戦中・戦後期の東宝の動き、当時の観客の反応や黒澤周辺の人たちの証言を丹念に調べていく。そこから浮かび上がったのは戦争と東宝を巡る意外な事実の数々、戦後の黒澤が作品に込めたメッセージ、そして歴史のヴェールに包まれた「航空教育資料製作所」の姿だった。黒澤映画に新たな視点から光を当て、戦後映画史の読み替えを迫る探究の書。
目次
- 脳める三船敏郎
- 『静かなる決闘』の謎
- PCL入社まで
- 戦争に行かなかった黒澤明
- 召集延期の実態
- 東宝の複合性
- 日本映画各社の状況
- 戦意高揚映画は見られていたのか
- 軍需企業としての東宝—航空教育資料製作所秘話
- 航空教育資料製作所の意義〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より