ピアノの誕生
著者
書誌事項
ピアノの誕生
(青弓社ルネサンス, 5)
青弓社, 2013.5
増補版
- タイトル別名
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ピアノの誕生 : 楽器の向こうに「近代」が見える
- タイトル読み
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ピアノ ノ タンジョウ
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注記
講談社が1995年に刊行したものの増補・復刊
引用・参照文献: p292-293
内容説明・目次
内容説明
ピアノが誕生して楽器として進化する背景には産業革命があった。メーカー同士が競った技術革新と市場開拓が相互に影響しあって商品として普及していき、十九世紀の中産階級の台頭と軌を一にして富の蓄積と誇示の象徴として量産され、「繁栄する未来」を予感させた。日本への導入と伝播もすくい取りながら、ピアノと近代産業化する社会との関係を考察し、身近なピアノの誕生秘話に迫る。
目次
- 第1部 ピアノの誕生—楽器の向こうに「近代」が見える(戦争と革命が発展を促す;産業の楽器;ヴィルトゥオーソの時代;ピアノという夢;ピアノ狂騒曲;自動楽器;日本のピアノ)
- 第2部 近代産業とピアノ—ベートーヴェンとリストの苦悩(ピアノと鉄の文化;ベートーヴェンとピアノ;フランツ・リストと十九世紀社会;十九世紀社会の音楽—労働と消費、家庭と国家の力学のなかの音楽;兼常清佐と西洋音楽)
「BOOKデータベース」 より