中世における信仰と知
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中世における信仰と知
(中世研究, 第13号)
知泉書館, 2013.3
- タイトル読み
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チュウセイ ニ オケル シンコウ ト チ
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内容説明・目次
内容説明
本書はキリスト教古代から近世にいたる「信仰と知」をめぐる思索を代表的な思想家を通して解明する。古典古代で形成された知の探究構造はいかに聖書理解に受け継がれたか、信仰における問題意識に理性はいかに迫り、それ自体としては表現できない超越的な事態を理性はいかに理解へともたらすのかなど、多様な問題に光をあてる。
目次
- 第1部 教父思想(護教論者における信仰と知の問題;カッパドキア教父における信仰と知の問題 ほか)
- 第2部 初期スコラ学と修道院神学(エリウゲナにおける信仰と知;カンタベリーのアンセルムスにおける信仰と理性 ほか)
- 第3部 盛期スコラ学(グローステストにおける「信」と「知」—二冊の書物〜自然と聖書;信仰の知的性格について—トマス・アクィナスの創造論を手がかりに ほか)
- 第4部 後期スコラ学から中世末期の思想(マイスター・エックハルトの本質的始原論;ドゥンス・スコトゥスの信仰理解と神学の位置づけ ほか)
「BOOKデータベース」 より