ライプニッツのモナド論とその射程

書誌事項

ライプニッツのモナド論とその射程

酒井潔著

知泉書館, 2013.5

タイトル別名

Leibniz' Monadologie und ihre philosophische Tragweite

ライプニッツのモナド論とその射程

タイトル読み

ライプニッツ ノ モナドロン ト ソノ シャテイ

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注記

欧文タイトルはドイツ語目次による

内容説明・目次

内容説明

ライプニッツ形而上学の主題であるモナド論の発想とともにわれわれはどこまで行けるのか。その問いを追究した著者の二十数年に及ぶ研究成果である。

目次

  • 第1部 伝統とライプニッツ(中世哲学の総合者としてのライプニッツ—ratioとsignumをめぐって;クザーヌスとライプニッツ—機能主義・関係・世界)
  • 第2部 ライプニッツの個体論(個体と超越;自我と自己—ライプニッツの形而上学/心理学;『モナドロジー』から『判断力批判』へ—ドイツ啓蒙思想における個体の形而上学)
  • 第3部 ライプニッツと現代哲学(モナド的主観の「無窓性」;ハイデッガーの思惟におけるライプニッツ受容の展開;若きデューイのライプニッツ研究;ライプニッツの自然言語論—その哲学的前提によせて)
  • 第4部 比較思想とライプニッツ(アナロギアの論理と現代世界—多様性と調和の学的創造に向けて;宮澤賢治のモナドロジー)
  • 第5部 (補遺)世界のライプニッツ研究(第五回国際ライプニッツ会議(一九八八年)報告;第六回国際ライプニッツ会議(一九九四年)報告 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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