吉田兼好とは誰だったのか : 徒然草の謎
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書誌事項
吉田兼好とは誰だったのか : 徒然草の謎
(幻冬舎新書, 303)
幻冬舎, 2013.5
- タイトル別名
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吉田兼好とは誰だったのか
- タイトル読み
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ヨシダ ケンコウ トワ ダレ ダッタノカ : ツレズレグサ ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
日本三大随筆の一つ「徒然草」は鎌倉後期、吉田兼好によって書かれた作品。だが爾来、兼好の実体は薮の中である。本名はわかっているが生没年ともに不祥。徒然草原本は消失。最古の写本も兼好の死後数十年のものである。そもそも原本は存在せず、兼好が反古を壁や襖の張り紙としていたものを死後、弟子が剥がし集めたのが徒然草になったという伝説もある。誕生から六百六十年、研究が始まってから二百六十年、ずっとベストセラーであり続けた特異な随筆文学を残した兼好の人物像を、ノンフィクション作家があぶりだした。
目次
- 滅却したはずの原稿
- 徒然草の起稿
- 兼好は横浜生まれ
- かねさわの別業
- 貴族社会の兼好
- 失意の帰郷
- 嘉元の乱
- 兼好帰洛のとき
- 兼好の出家
- 下山と沙弥兼好
- ロビイスト兼好
- 堀川具親の蟄居
- 歌人兼好の登場
- 邦良皇太子の薨去
- 徒然草の続稿
- 死出の旅路
「BOOKデータベース」 より