農民ユートピア国旅行記
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農民ユートピア国旅行記
(平凡社ライブラリー, 788)
平凡社, 2013.6
- Other Title
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Путешествие моего брата Алексея в страну крестьянской утопии
- Title Transcription
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ノウミン ユートピアコク リョコウキ
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農民ユートピア国旅行記
2013.6.
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農民ユートピア国旅行記
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Note
晶文社1984年刊
参考文献: p228-229
Description and Table of Contents
Description
世界社会主義革命が勝利し、家庭の台所廃絶法によってブルジョワ社会の最後の毒素が一掃されんとする一九二一年から、主人公クレムニョフは一九八四年のモスクワにタイム・スリップする。そこは、さらに農民革命を経たあとの世界、小農経営に立脚した、実現したユートピアだった。素晴らしく進歩した技術、発展する文化…けれどもそれは、主人公を満足させる社会なのか?オーウェルとは別の、今こそ読まれるべき1984!
Table of Contents
- 社会主義の勝利とわが主人公アレクセイ・クレムニョフを読者各位にご紹介する章
- あるソヴェト勤務員の火の出るような空想にゲルツェンがいかに影響を与えるかを語る章
- クレムニョフがユートピア国に姿を現わし、ユートピア国のモスクワ女性と二十世紀絵画史をめぐってたのしい会話をするさまを描く章
- 第三章のつづき。章が長くならないために独立させた章
- クレムニョフが一九八四年のモスクワを知るためにどうしても必要な長い章
- アルハンゲリスコエでは、お茶うけにバニラ入りヴァトルーシカを八十年間忘れず作っていたことを確認するための章
- 家庭は家庭であり、永久に存続することを、そのことを望むすべての人に確信させる章
- 歴史についての章
- 若い女性読者はとばしてもかまわないが、共産党員にはどうしても読んでもらいたい章
- ペーラヤ・コルピの定期市を描写し、恋愛の出てこない小説はからしをつけない脂身みたいなものだとする点で筆者がアナトール・フランスと見解を完全に同じくすることを明らかにする章〔ほか〕
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