天皇制国家と「精神主義」 : 清沢満之とその門下
著者
書誌事項
天皇制国家と「精神主義」 : 清沢満之とその門下
(日本仏教史研究叢書)
法藏館, 2013.6
- タイトル別名
-
天皇制国家と精神主義 : 清沢満之とその門下
- タイトル読み
-
テンノウセイ コッカ ト「セイシン シュギ」 : キヨザワ マンシ ト ソノ モンカ
大学図書館所蔵 件 / 全77件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士論文 (龍谷大学, 2011年) に修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
清沢満之とその門下によって担われた「精神主義」運動は、近代仏教の代表格として高く評価されてきた。本書は、社会問題や戦争といった近代日本の諸問題に「精神主義」運動がどう対応したのかを追跡し、清沢満之や暁烏敏、金子大栄らの信仰の歴史的内実をあきらかにする。
目次
- 序章 「精神主義」研究の課題
- 第1章 清沢満之の信仰とその政治性—「精神主義」運動の出発点
- 第2章 「精神主義」と足尾鉱毒事件
- 第3章 日露戦争期の宗教と非戦論—「精神主義」と平民社を中心に
- 第4章 「精神主義」と「大逆」事件
- 第5章 「精神主義」と明治の終焉—新たな天皇像の形成をめぐって
- 第6章 十五年戦争期の「精神主義」—暁烏敏と金子大栄を中心に
- 結章 天皇制国家と「精神主義」
「BOOKデータベース」 より