農業を買い支える仕組み : フェア・トレードと産消提携

書誌事項

農業を買い支える仕組み : フェア・トレードと産消提携

辻村英之著

太田出版, 2013.6

タイトル別名

Fair trade

農業を買い支える仕組み : フェアトレードと産消提携

タイトル読み

ノウギョウ オ カイササエル シクミ : フェア トレード ト サンショウ テイケイ

大学図書館所蔵 件 / 150

この図書・雑誌をさがす

注記

索引あり

内容説明・目次

内容説明

日本におけるフェア・トレード論の新地平を切り開いた著者が、フェア・トレード論の分析枠を国内の産消提携活動に適用し、フェア・トレードの普遍性を提起する意欲作。倫理的・社会的配慮に基づいて選択を行う消費者市民=新しい消費者の共同した消費行動=社会運動=産消提携が、世界の規範的なフェア・トレード類型であるだけでなく、それこそが、日本農業の持続的発展の回路であることを指し示す。農業、農協、生協、消費者団体の関係者・研究者だけでなく、心ある多くの市民にとって、本書は未来を切り開くテキストである。

目次

  • 第1章 国際フェア・トレードと産消提携(フェア・トレードの価格形成と役割;多様化するフェア・トレードの現状と課題—フェア・トレードの論点1;フェア・トレードの普及を考える—フェア・トレードの論点2;大手企業の倫理的調達・CSRにおけるフェア・トレードの位置—コーヒー産業を事例として;提携型フェア・トレードにみる倫理観・理念の連鎖—「キリマンジャロ・ルカニアラビカ」コーヒーを事例として;フェア・トレードにおける産消交流の意義)
  • 第2部 国内フェア・トレードと産消提携(米の価格形成制度と「ライスショック」;京都・綾部米の価格形成と生協産直の課題—「顔の見える関係」から産消提携・「国内フェアトレード」へ;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の発展—生産者と消費者の支え合いの進化と倫理観・理念の重ね方;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の度合—買い支えの仕組みと提携指標;産消提携型取引のモノサシ—産直から産消提携へ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ