生物にとって時間とは何か
著者
書誌事項
生物にとって時間とは何か
(角川文庫, 17983)
角川学芸出版 , 角川グループホールディングス (発売), 2013.5
初版
- タイトル別名
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生命の形式 : 同一性と時間
生物にとって時間とは何か
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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セイブツ ニ トッテ ジカン トワ ナニ カ
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注記
「生命の形式 : 同一性と時間」(哲学書房 2002年刊)の改題
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫」の表示あり
奥付に「SP K-117-1」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
物理化学の法則だけでは理解できない生命現象。その核心をなす生物に固有の「時間」を、これまでの生物学は捉えそこなってきた—。巧妙に突然変異を呼び込み、進化を加速するDNA複製システム。未知なるウイルスを予期し、迎え撃つ免疫システム。遺伝・発生・進化など様々な事例をもとに、「未来」を探る生物の姿を紹介。生命現象の最終法則とは?その探究方法とは?時間の観点から生物学の新たな眺望をひらく、根源的生命論。
目次
- 第1章 生命現象の「法則」をさぐる(変わりゆく「いのちの時空」—代謝と循環;生命をそのまま描く—オートポイエーシスの構想 ほか)
- 第2章 生命探究の「方法」をさぐる(自然と人間と科学の関係—K.ポパーの三世界論;生物学者の困難な使命とは?—コトバと同一性 ほか)
- 第3章 生命進化の「原理」をさぐる(進化論のドグマ—ネオダーウィニズム再批判;何が進化するのか?—生命システムと内部選択 ほか)
- 第4章 生命がそなえる「時間の形式」をさぐる(生きている物質—時間の非対称性;生命誕生のシナリオ—ルールと布置 ほか)
「BOOKデータベース」 より