戦争とたたかう : 憲法学者・久田栄正のルソン戦体験
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書誌事項
戦争とたたかう : 憲法学者・久田栄正のルソン戦体験
(岩波現代文庫, 社会 ; 261)
岩波書店, 2013.6
- タイトル別名
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戦争とたたかう : 一憲法学者のルソン島戦場体験
戦争とたたかう : 憲法学者久田栄正のルソン戦体験
- タイトル読み
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センソウ ト タタカウ : ケンポウ ガクシャ ヒサダ エイセイ ノ ルソンセン タイケン
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注記
『戦争とたたかう : 一憲法学者のルソン島戦場体験』(日本評論社, 1987年)の著者名とサブタイトルを変更し、本文の加除修正をおこなったもの
参考文献: p389-405
久田栄正氏略年譜: 巻末p1-2
内容説明・目次
内容説明
軍隊は人間性を否定し、人間改造を迫る装置だった…。過酷なフィリピンの戦場から奇跡的に生還し、戦後は日本国憲法の「平和的生存権」実現のために生きた久田栄正(一九一五‐一九八九)に、戦後世代の憲法研究者が徹底した資料探究に基づく質問を繰り返しながら記憶を掘り起こしていく。ダイナミックな手法が光る。証言と対話により時代背景を丁寧に織り交ぜ、戦場の実像が世代を超えて伝わることを示した感動の人間記録である。
目次
- 1 一貫した反軍精神
- 2 軍隊の内務班生活—人間改造への抵抗
- 3 「満洲」へ—経理部将校となる
- 4 「ルソン決戦」への道程
- 5 米軍リンガエン湾に上陸
- 6 退却行はじまる
- 7 「人間廃業」の戦場
- 8 日本軍隊の崩壊—降伏
- 9 捕虜収容所における「憲法論争」
「BOOKデータベース」 より