『こころ』で読みなおす漱石文学 : 大人になれなかった先生
著者
書誌事項
『こころ』で読みなおす漱石文学 : 大人になれなかった先生
(朝日文庫, [い78-1])
朝日新聞出版, 2013.6
- タイトル別名
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『こころ』 : 大人になれなかった先生
こころで読みなおす漱石文学
- タイトル読み
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ココロ デ ヨミナオス ソウセキ ブンガク : オトナ ニ ナレナカッタ センセイ
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注記
「『こころ』大人になれなかった先生」(みすず書房 2005年刊)の改題, 第4章, 第5章を書き下ろし, 加筆修正 (標題紙裏)
読書案内: p294-297
シリーズ番号の補記はジャケット背表紙による
内容説明・目次
内容説明
なぜ『こころ』のKと先生は自殺しなくてはならなかったのか?意外なキーパーソンとして浮かび上がる静と青年—漱石は「女の謎」に悩み続けた時代の教科書だった。高校生から大人まで、国民的作家がぐっと身近に感じられる一冊。新たに2章を特別書き下ろし!
目次
- 第1章 なぜ見られることが怖いのか(長すぎた遺書;眼差しへのこだわり ほか)
- 第2章 いま青年はどこにいるのか(語る人間の物語;冒頭と末尾の矛盾 ほか)
- 第3章 静は何を知っていたのか(「先生」と呼ぶ理由;エリートのための純粋培養システム ほか)
- 第4章 「真実」の相続人(三つの遺産相続;家族小説家・夏目漱石 ほか)
- 第5章 時代の中の『こころ』(新しい時代の作家・夏目漱石;漱石文学は同時代では異質だった ほか)
「BOOKデータベース」 より