色彩からみる近代美術 : ゲーテより現代へ

書誌事項

色彩からみる近代美術 : ゲーテより現代へ

前田富士男編

三元社, 2013.6

タイトル別名

Looking at modern art through color : from Goethe to the contemporary

タイトル読み

シキサイ カラ ミル キンダイ ビジュツ : ゲーテ ヨリ ゲンダイ エ

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注記

主要研究資料 / 前田富士男, 大木 (小田部) 麻利子編: 巻末p37-73

文献あり

内容説明・目次

内容説明

近代の美術作品において色彩表現はラディカルに追求されたが、その本質への解釈や議論はいまだ尽くされないままだ。捉えがたい色彩、それを「知覚の現象学」から問いなおし、近代美術の理解を刷新する、26人による研究集成。イメージの色彩表現に芸術作品の根本を問う。色彩考察のための基本資料となる「用語集」「主要研究資料」を所収。

目次

  • 1 はじめに(近代絵画論の再構築へ—色彩研究の立場から)
  • 2 色彩の革命—十九世紀の美術(シュヴルルの色彩論—色彩の同時コントラストの法則とその受容についての一考察;J.M.W.ターナーの色彩研究 ほか)
  • 3 色彩への挑戦—二〇世紀における古典的近代(キュビスムと色彩、もう一つの物語;マティスの色彩 ほか)
  • 4 色彩のいま—第二次世界大戦後の現代美術(明暗としてのオール・オーヴァー—ジャクソン・ポロックと写真;ポップ・アートと色彩 ほか)
  • 5 色彩のゆくえ—検証の視点(近代テキスタイルと色彩—ヨーロッパの染色史からたどる;色彩に寄りそって—絵具とヴァルール ほか)

「BOOKデータベース」 より

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