はじめたばかりの浄土真宗
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はじめたばかりの浄土真宗
(角川文庫, 17429)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.5
- タイトル読み
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ハジメタバカリ ノ ジョウド シンシュウ
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注記
カバーに「角川ソフィア文庫」と表示あり
『インターネット持仏堂2 はじめたばかりの浄土真宗』(本願寺出版社、2005年)の「その12仏教における『悪』」以降に、新たに対談を入れ文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
仏道に入門したての哲学者が、いきなり浄土真宗と出会った!?「“知っていて悪いことをする”のと“知らないで悪いことをする”のと、罪深いのはどちらか」「悪人となって往生する仏教とは」—。僧侶・釈徹宗の問いに対し、おじさん的常識感覚は通用するのか?巻末に対談「いま、日本の仏教を考える」を新たに収録。ユニークなポジションにある浄土真宗の意義と、これからの仏教のありかたを問いなおす、刺激的な仏教入門書。
目次
- その1 仏教における「悪」‐悪人正機/悪人正因—“知っていて悪いことをする”のと“知らないで悪いことをする”のとどっちが罪が深いと思うかね
- その2 「悪人」論‐空中浮揚とアブラハム—「自分の邪悪さ」を意識できた人間が「往生」の最初の一歩を踏み出すということですよね
- その3 宗教と倫理—悪人を救うための願いを聞いて、まさに私は悪人であったと知らされる
- その4 さらに「宗教と倫理」—「倫理」とは、誤解を恐れずに一言で言えば(誤解されるだろうなあ…)「常識」のことだと私は思っています
- その5 常識と宗教—今こそ、「常識」というあいまいなものを拠りどころとすべきなのかも
- その6 あとがきに代えて—真に知性的であろうとすれば、人間は宗教的にならざるをえない
- 対談 いま、日本の仏教を考える
「BOOKデータベース」 より