虚妄の三国同盟 : 発掘・日米開戦前夜外交秘史

書誌事項

虚妄の三国同盟 : 発掘・日米開戦前夜外交秘史

渡辺延志著

岩波書店, 2013.6

タイトル別名

虚妄の三国同盟 : 発掘日米開戦前夜外交秘史

タイトル読み

キョモウ ノ サンゴク ドウメイ : ハックツ ニチベイ カイセン ゼンヤ ガイコウ ヒシ

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注記

関連年表: 巻末p1-4

主要参考文献・資料: 巻末p5-8

内容説明・目次

内容説明

一九四〇年締結の日独伊三国同盟は、日本が破滅への道を辿る分岐点の一大モニュメントであった。東京裁判の国際検察局(IPS)による尋問調書の中にあって長年注目されず埋もれていたドイツ人外交官らの証言を手がかりに、同盟成立にまつわる謎に新たな光を当て、「松岡外交」の舞台裏とその内実を鮮やかに描き出す歴史ノンフィクション。

目次

  • 第1章 三国同盟成立「正史」—松岡洋右の視点から(松岡洋右の逮捕;「バスに乗り遅れるな」 ほか)
  • 第2章 秘密書簡G一〇〇〇号—「秘密議定書」の正体(「状況を見てこい」;「それはシュターマーの仕事だ」 ほか)
  • 第3章 同床異夢—同盟締結交渉の舞台裏(ドイツ側の思惑—外交官の報告・尋問から;「ヒトラーの外交官」「総統の密使」の横顔 ほか)
  • 第4章 調印後の駆け引き—「松岡外交」の実態(「正直な仲買人」;大島浩大使の再登場 ほか)
  • 第5章 破綻—埋もれた調書が語る歴史の真実(日ソ中立条約;日米交渉 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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