ラッセンとは何だったのか? : 消費とアートを越えた「先」
著者
書誌事項
ラッセンとは何だったのか? : 消費とアートを越えた「先」
フィルムアート社, 2013.6
- タイトル別名
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Essays on works and reception of Lassen in Japan
ラッセンとは何だったのか : 消費とアートを越えた先
- タイトル読み
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ラッセン トワ ナンダッタノカ? : ショウヒ ト アート オ コエタ「サキ」
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注記
クリスチャン・ラッセン略年譜: p256-259
クリスチャン・ラッセン参考資料: p260-261
内容説明・目次
内容説明
癒しの「マリン・アーティスト」なのか?究極の「アウトサイダー」なのか?初のクリスチャン・ラッセン論。
目次
- 1 「ラッセン体験」への招待(クリスチャン・ラッセンの画業と作品—事後的評価と再召喚される「ベタ」(原田裕規);美術史にブラックライトを当てること—クリスチャン・ラッセンのブルー(千葉雅也))
- 2 日本社会における受容—美術史の闇を照らすために(「日本の美術に埋め込まれた“ラッセン”という外傷」展(大野左紀子);“アウトサイダー”としてのラッセン(斎藤環);ラッセンという過剰さ—美術史は何を書くことができないのか(加島卓))
- 3 「価値」をめぐって—いかにして「見る」べきか?(信用と複製芸術—紙幣としての美術(櫻井拓);“見世物”に対するまなざしの行方—ラッセンの日本的受容をめぐって(河原啓子))
- 4 二つの世界—サーフィンとアート(クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで(石岡良治);ラッセンをイルカから観る—ジョン・C.リリィ再読のための一試論(土屋誠一))
- 5 制度批判を越えた“新しいつながり”へ(ラッセンの(事情)聴取(星野太);樹木と草原—「美術」におけるクリスチャン・ラッセンの位置を見定めるための、また、それによって従来の「美術」観を変更するための予備的考察(北澤憲昭))
「BOOKデータベース」 より