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ナボコフのロシア文学講義

V・ナボコフ著 ; 小笠原豊樹訳

(河出文庫, [ナ2-3], [ナ2-4])

河出書房新社, 2013.7

Other Title

Lectures on Russian literature

ロシア文学講義

Title Transcription

ナボコフ ノ ロシア ブンガク コウギ

Available at  / 30 libraries

Note

TBSブリタニカより『ロシア文学講義』として1982年, 1992年(新装版)に刊行されたものを改題のうえ、上下巻に分冊したもの

文庫の巻号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784309463872

Description

世界文学を代表する巨匠にして、小説読みの達人ナボコフによるロシア文学講義録。ロシア作家の作品に、いわゆる「ロシア精神」を求めるのではなく、個々人の才能だけを求めて名作を直視せよと誘う。上巻は、ドストエフスキー『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』ほか、ゴーゴリ、ツルゲーネフ作品を取り上げる。

Table of Contents

  • 編者フレッドソン・バワーズによる前書き
  • ロシアの作家、検閲官、読者
  • ニコライ・ゴーゴリ
  • イワン・ツルゲーネフ
  • フョードル・ドストエフスキー
Volume

下 ISBN 9784309463889

Description

良質の文学は良質の読者を生み出し、つねに俗悪なものと対峙している—。亡命という大きな悲しみの中で、ナボコフは故国の文学をいかに語ったのか。下巻は、ナボコフがロシア最高の小説家と讃えるトルストイの『アンナ・カレーニン』ほか、チェーホフ、ゴーリキー作品を取り上げる。独自の翻訳論「翻訳の技術」も必読。

Table of Contents

  • レオ・トルストイ
  • アントン・チェーホフ
  • マクシム・ゴーリキー
  • 俗物と俗物根性
  • 翻訳の技術
  • 結び

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