謎の古代豪族葛城氏
著者
書誌事項
謎の古代豪族葛城氏
(祥伝社新書, 326)
祥伝社, 2013.7
- タイトル別名
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謎の古代豪族 : 葛城氏
- タイトル読み
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ナゾ ノ コダイ ゴウゾク カツラギ シ
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注記
参考文献: p271-274
内容説明・目次
内容説明
五世紀にヤマト王権の内政・外交を主導し、天皇(倭国王)と並ぶ権勢を誇った葛城氏。しかし、高校教科書『詳説日本史』では、脚注で一回登場するのみである。その基盤は葛城地域(現在の奈良県御所市・葛城市他)であり、天皇家と奈良盆地を二分した。葛城氏滅亡後、祖を同じくする蘇我氏は、なぜかその地に執着し、所望したが、推古天皇は拒絶した。一族の女性たちを次々に入内させ、天皇家の外戚となるも、五世紀末頃に忽然と滅亡した葛城氏。その滅亡は『古事記』『日本書紀』には記載がなく、謎とされる。葛城氏の実像と盛衰をあきらかにするとともに、ヤマト王権の実態に迫る。
目次
- 第1章 葛城氏の誕生
- 第2章 天皇家と葛城氏の女性
- 第3章 葛城氏の権力基盤
- 第4章 遺跡から見る、渡来人との関係
- 第5章 葛城氏の滅亡
- 第6章 葛城氏滅亡後のヤマト王権
- 第7章 神話・神社に隠れた、葛城氏の痕跡
- 終章 新たな謎と今後の課題
「BOOKデータベース」 より