太宰治 : 母源への回帰
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書誌事項
太宰治 : 母源への回帰
柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2013.6
- タイトル別名
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太宰治母源への回帰
柏艪舎文芸シリーズ
- タイトル読み
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ダザイ オサム : ボゲン エノ カイキ
大学図書館所蔵 件 / 全35件
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注記
ブックジャケットに「柏艪舎文芸シリーズ」とあり
内容説明・目次
内容説明
太宰治を母源喪失の観点から分析する、かつてない太宰治論。北海道を代表する詩人であり、太宰治とルーツをともにする著者が、太宰治の心の深奥に迫る。太宰治ファン必読の書。
目次
- 1 母源へのいざない(母源喪失のいたみ—母たねからの隔離と、代母としての乳母と叔母きゑ;津軽・母源世界の差し招き—育ての乳母タケの出現 ほか)
- 2 地母神コンプレックスの曙(根源世界への誘導者・タケ—縄文人タイプへの帰還;地母神コンプレックスの罠—タケの母性我 ほか)
- 3 母源奪還の旅(「日常我」と「非日常我」と「包摂我」の三極構造;憑依としての「非日常我」—小説『哀蚊』と『斜陽』 ほか)
- 4 マルキシズムへの母源迷走(通過儀礼のアーチ;「原始共同体」への回帰願望 ほか)
- 5 母源の遁走(エロスの罠;エロス・タナトス共時現象としての自死 ほか)
「BOOKデータベース」 より