太宰治 : 母源への回帰

書誌事項

太宰治 : 母源への回帰

原子修著

柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2013.6

タイトル別名

太宰治母源への回帰

柏艪舎文芸シリーズ

タイトル読み

ダザイ オサム : ボゲン エノ カイキ

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注記

ブックジャケットに「柏艪舎文芸シリーズ」とあり

内容説明・目次

内容説明

太宰治を母源喪失の観点から分析する、かつてない太宰治論。北海道を代表する詩人であり、太宰治とルーツをともにする著者が、太宰治の心の深奥に迫る。太宰治ファン必読の書。

目次

  • 1 母源へのいざない(母源喪失のいたみ—母たねからの隔離と、代母としての乳母と叔母きゑ;津軽・母源世界の差し招き—育ての乳母タケの出現 ほか)
  • 2 地母神コンプレックスの曙(根源世界への誘導者・タケ—縄文人タイプへの帰還;地母神コンプレックスの罠—タケの母性我 ほか)
  • 3 母源奪還の旅(「日常我」と「非日常我」と「包摂我」の三極構造;憑依としての「非日常我」—小説『哀蚊』と『斜陽』 ほか)
  • 4 マルキシズムへの母源迷走(通過儀礼のアーチ;「原始共同体」への回帰願望 ほか)
  • 5 母源の遁走(エロスの罠;エロス・タナトス共時現象としての自死 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB13089303
  • ISBN
    • 9784434180019
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    札幌,東京
  • ページ数/冊数
    228p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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